ヘア・トリートメントよりも、日常のケアが楽になります。
「料金1600円〜」「所要時間30分〜40分」
※カット等に追加オプションした場合の料金です。
繰り返しパーマやヘアカラーをしたり、ドライヤーの使いすぎや紫外線など、髪のダメージの原因はいろいろです。
皆様は傷んでしまった髪の予防や改善したい時に、
ヘア・トリートメントを使いますよね。
しかし髪の傷みが進行した場合や、髪に傷んでいるにもかかわらず、パーマやヘアカラーを繰り返してしまった場合は、ヘア・トリートメントによる修復は難しいです。
そもそも、どんなに高級なヘア・トリートメントを使っても傷んでしまった髪は元には戻りません。
ヘア・トリートメントを使って髪の状態が良くなったように感じても、実はトリートメントの成分のおかげで傷みが治ったように見えているだけなのです。
なぜなら髪は頭皮から生えてきた時点で、成長は止まってしまっているからです。
Caratではヘア・トリートメントを使っても満足した結果が得られない場合に、酸性のコーティング剤を使用する髪のコーティングをおすすめしています。
これは、先述した酸性のコーティング剤です。
無色無臭のジェル状の薬剤です。
パーマやヘアカラーのようにアルカリ性ではないので、髪へのダメージがほとんどありません。
ダメージが進行した髪は表面のキューティクル層がひどく損傷してしまっているので、トリートメントをしても浸透した成分がキューティクル層からすぐに流出してしまいます。
このコーティングの技術は、このコーティング剤を損傷したキューティクル層の上に塗るので、傷んだ髪を保護することができます。
今回のお客様は、ラジオ番組のDJやタレントの「KC」さんです。
人前で司会や歌手として活動をする方なので、とてもおしゃれに敏感です。
髪の傷みは悩みの種ですが、仕事がら繰り返しパーマをすることが必要になります。
今回は、ヘアコーティングを使ってトリートメントでは実現できない仕上がりを作りたいと思います。
それでは、Caratのヘアコーティングについて、画像を使って詳しく解説します。
まず最初に、髪にコーティング剤が吸着しやすいようにシャンプーをします。
シャンプーをすることによって、髪に残った整髪料やトリートメント、汚れなどを取り除くことができます。
シャンプーが終わったら、上の画像の様にドライヤーを使って髪をしっかり乾かします。
髪を乾かしてみると、パーマの繰り返しによって毛先の水分が失われて乾燥気味になっているのがわかります。
この画像は、コーティング剤を塗付している様子です。
髪全体にムラなくいきわたるように丁寧に塗布します。
毛先の乾燥と同時に髪のコシも復活させたいので、髪の根元の部分にもしっかりと塗布します。
コーティング剤が髪全体に付着する事によって、髪の弾力の強化が期待できます。
全体的にコーティング剤の塗布が終わると、今度は何度もコーミングをして均一にいきわたらせます。
画像では、すでに髪に艶が出ているように見えますが、最終的に髪に定着するコーティング剤はごくわずかです。
ほとんどが定着することがなく、シャンプーをすると洗い流されてしまいます。
もったいない気がしますが、それでもコーティング剤はたっぷり使用します。
なぜなら、コーティング剤をふんだんに使うことによって仕上がりに差が出るからです。
塗付の作業が全て終わったら、次は遠赤外線を利用してコーティング剤の定着を促進させます。
遠赤外線で加温する事によって、イオンによる吸着が促進されます。
ここで使用している遠赤外線は、それほど高温の設定にしません。
高温の設定にすると、髪にダメージを与えてしまうからです。
損傷毛は髪の表面が傷んでいるのでコーティング剤が定着しやすいのです。
ですから低い温度設定でも十分に効果があります。
これは、遠赤外線による処置が終わった様子です。
塗布した直後よりもコーティング剤の粘度が増しています。
パーマをかけている人の場合は、このコーティングをするとパーマが少し弱くなります。
これは、それだけ髪のコシやハリが強くなった証拠なので良い事なのです。
次は、余分なコーティング剤を洗い流します。
1〜2日はコーティングが安定していませんので、シャンプーは少し軽めに行います。
このコーティング剤には肌や髪に刺激を与えるような成分が入っていないので、しっかりとシャンプーをしなくても大丈夫です。
また、このコーティングした場合は、自宅でシャンプーをする時にトリートメントを使う必要はありません。
リンス程度で十分です。
これはシャンプーが終わった状態です。
最初よりも髪のツヤが増しているのが分かりますか?
少しパーマが弱くなっていますが、これは髪のハリが復活したおかげです。
パーマが強くかかっているように見えていた理由は、髪のパサつきによってパーマが強く見えていただけなのです。
これは先程の画像を拡大した様子です。
つややかな髪が復活しています。
お客様に髪を触ってもらうと、多くの方が「さらっとしている」と喜びます。
ただし、これは髪の傷みが無くなった訳ではありません。
ヘアトリートメントと同じで、傷んだ髪は元に戻りません。
しかし、このコーティングの効果は約3週間程度持続します(個人差があります)。
仕上げはドライヤーで軽く乾かします。
ドライヤーで乾かすだけで、髪のボリュームがしっかりと出ます。
このヘアコーティングをした場合は、自宅では、いつも通りの方法でスタイリングをしていただけます。
ただし、2点の注意点があります。
- あまり強いヘアトリートメントを使用しない
- 施術後3週間は、パーマやヘアカラーはしない方が良い
1は、あまり強いヘア・トリートメントを使うと、コーティングがはがれてしまうことがあるからです。
考え方を変えれば、トリートメントを使わなくても良いということです。
2は、髪の表面がコーティングされているので、パーマやヘアカラーの薬剤が浸透しにくくなっているということです。
パーマやヘアカラーをしたい場合は、少し時間を置いた方がベストです。
そして、これは最後のワンショットです。
すっかりと髪が元気になったKCさんとスタッフの様子です。
お客様がお帰りの時に笑顔が見られると、とても幸せな気持ちになります。
傷んだ髪でお悩みの方は、Caratのヘアコーティングを試してみませんか?
お値段はこちら、
Caratの料金からどうぞ!!